本多記念室・資料展示室 公開
「きんけん」は正式には東北大学金属材料研究所といいます。「きんけん」は、いまから99 年前の1916 年(大正5 年)に本多光太郎博士によって創設されました。
本多博士は当時としては世界最強の磁石KS 磁石鋼などを発明し、日本の科学・工業の発展に大きく貢献しました。その後、「きんけん」では多くの研究者の努力によって、鉄鋼や磁石材料だけではなく金属全般、非金属、半導体、有機物へと研究の分野が拡がっています。現在では全国そして全世界から研究者・学生が集まり、社会に役立つ様々な物質・材料の開発とその基礎となる物理学・化学の研究を行っています。
本多記念館にある記念室・資料展示室では、これまでの研究成果だけではなく、本多博士が愛用していた机やノートなどを展示しています。
