東北大学金属材料研究所(きんけん)は、今から97年前の1916(大正5)年に本多光太郎博士によって創設されました。
本多博士は、当時としては世界最強の磁石であったKS磁石鋼などを発明し、日本の科学・工業の発展に大きく貢献しました。
その後、多くの研究者の努力によって、「きんけん」の研究分野は、鉄鋼や磁石材料だけではなく金属全般、非金属、半導体、有機物へと拡がりました。現在は、全国そして全世界から研究者・学生が集まり、社会に役立つ様々な物質・材料の開発とその基礎となる物理学・化学の研究を行っています。
本多記念館にある記念室・資料展示室では、これまでの研究成果だけではなく、本多博士が愛用していた机やノートなどを展示しています。
