令和7年5月28日 (水)、第148回金属材料研究所講演会を開催いたしました。
午前のセッションでは本所教員3名による一般講演が行われ、各研究部門の分野における最新の動向や課題および研究成果を報告しました。
午後は特別講演として、2020年にイグノーベル賞を受賞された西村 剛先生(大阪大学大学院人間科学研究科 教授)をお招きし、ご講演いただきました。西村先生からは「ワニはうなり、サルはなく -ヘリウム音声実験から探ることばの進化-」と題し、サル類にとどまらず、ワニまでも対象にした音声を作る生体機構に関する研究ついてご紹介いただきました。
ポスターセッションには60名以上の学生と教員が集まり、理学と工学の分野をまたいで学生や教員同士がポスターの前で議論を交わしました。厳正な審査の結果、最優秀賞1名および優秀賞4名を下記の通り決定いたしました。
ポスター賞
最優秀ポスター賞
複合機能材料学研究部門
滝川 敦之
優秀ポスター賞
磁性材料学研究部門
Dion Troy
原子力材料工学研究部門
宮岸 太一
量子ビーム金属物理学研究部門
苗代橋 吟京
先端結晶工学研究部門
浦野 雄介
講演会の様子

特別講演:西村 剛 氏

講演会の様子

一般講演:教授 野村 悠祐

一般講演:准教授 三宅 厚志

一般講演:助教 伊藤 啓太

ポスターセッションの様子

ポスターセッションの様子

ポスター賞表彰式 ポスター賞受賞者

右)最優秀ポスター賞受賞 滝川 敦之(修士2年) 左)所長 佐々木孝彦