第146回金研講演会

日時・場所

5月28日(火)10:00~18:30

東北大学 金属材料研究所 2号館講堂 [Google マップ][お問い合わせ・アクセス]

 

本講演会は現地参加を歓迎いたします。現地でのご参加は事前登録不要です。会場へのお越しをお待ちしております。
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内容

講演会 概要ポスター [PDFファイル:520KB]

午前の部

所長挨拶

10:00~10:10 所長 佐々木 孝彦

一般講演

10:10~10:50 教授 関 剛斎
「ナノ構造制御によるスピントロニクス材料の創製と機能発現」
磁性材料学研究部門では、ナノ構造化・複合化によって生まれる新たな機能性を追求することで、先端磁気デバイスに役立つ材料の開発とその基礎となる物理現象の解明に取り組んでいます。本講演では、「異種金属をナノオーダで積層させた金属人工格子における熱電変換機能の向上」と、「スピントロニクス機能と磁気弾性特性を合わせ持つスピンエラストロニック材料の探索」に関するトピックスに焦点を絞り、研究内容を紹介します。
10:50~11:30 准教授 高坂 亘
「物質吸着による相転移制御に基づく機能性分子材料の創製」
金属と有機物から構築される「金属有機構造体」(MOF)は、小分子の分離・貯蔵・変換に資する新たな分子性材料として注目を集めています。 本講演ではMOFへの小分子吸着を化学的外場と捉え、物質吸着を利用した結晶構造や電荷秩序、磁気秩序などの相制御を通じて、物性変換やガス分離等の機能発現に向けた取り組みについて紹介させて頂きます。


教授
関 剛斎


准教授
高坂 亘

所内表彰式

 11:30~11:50 

午後の部

特別講演  

─金研産学連携の源流─

今回は金研の創立者・初代所長の本多光太郎の「産業は学問の道場なり」の源流を改めて認識する特別講演セッションです。金研が創立に携わった株式会社トーキン、東洋刃物株式会社、東北特殊鋼株式会社の方に、会社設立に関することから、現在の産学連携における大学、金研への要望、期待についてご講演いただきます。

山根 一眞 氏


座長  山根 一眞 氏
ノンフィクション作家、福井県年縞博物館特別館長
福井県立大学客員教授

13:30~13:50
トーキンの歴史 -たすきを繋ぐ物語 今も生きる金研DNA-

株式会社トーキン 元代表取締役 執行役員社長
小山 茂典 氏

1938年に設立された東北金属工業株式会社(現:株式会社トーキン)は、当時の先端材料研究のメッカである東北帝国大学(現:東北大学)金属材料研究所の研究成果を工業化するという使命に出会い、そのバックボーンが形成されていきました。今もなお“素材型デバイス創造企業”を理念とするトーキンの創業から今日までの歩みを振り返ります。

小山 茂典 氏
13:50~14:00
トーキンの現在と未来 -歴史に学び、未来を創生する-

株式会社トーキン 代表取締役社長
片倉 文博 氏

トーキンの現在から未来へ繋ぐ素材開発と製品化への取り組みについてご紹介します。                                    
・トーキンの材料開発 ~素材革新で社会の発展に貢献~
・NANOMETの材料開発から製品化
・Ni-Ti合金(メモアロイ) ~素材から最終製品まで~
・放射光施設向け電磁石

片倉 文博 氏
14:10~14:40
金研産学連携で誕生した当社製品群

東洋刃物株式会社 常務取締役
高橋 純也 氏

1916(大正5)年、本多光太郎博士によって東北大学金属材料研究所が発足し、1925(大正14)年、同博士の提唱により東洋刃物株式会社が創設されました。以来約100年の間、共同研究や共同出願など、主に金属材料の研究開発分野において協業を続けて参りました。また、歴史を紐解いてゆくうちに大変興味深い文化的な関りも見えてきました。本日は膨大な資料の中から、東洋刃物の歴史をご紹介させていただきます。

高橋 純也 氏
14:50~15:20
今に生きる創業の理念 産学連携

東北特殊鋼株式会社 取締役 常務執行役員
江幡 貴司 氏

1937年(昭和12年)、緊迫する国際情勢により高級特殊鋼の輸入が困難となった商社が、本多光太郎博士はじめ東北大学の先生方の強力な支援を得て工場を立ち上げ、短期間のうちに国産化を成し遂げました。この産学連携は、戦後激動期の苦難を乗り越え、産業経済の変遷とともに代々受け継がれ、今なお生き続け未来に向かっています。

江幡 貴司 氏

ポスターセッション

 15:30~17:00 ディスカッション

 17:30~18:30 表彰式