令和4年11月28日(月)~29日(火)、第143回金属材料研究所講演会をハイブリッド形式(Zoom)で開催いたしました。
11月28日は、特別講師に宮野公樹氏(京都大学 学際融合教育研究推進センター 准教授)と小林隆司氏(物質・材料研究機構(NIMS)マイスター(広報室)、産業技術総合研究所 広報部審議役、科学技術振興機構 広報主監)をお招きし、ご講演いただきました。宮野氏からは「専門とは何か。ー「総合知」や「学際」の問い直しから見据える学問論ー」と題し、大学を取り巻く現状を踏まえ、大学における研究の本来の意義やあり方を多様な視点から問題提起いただきました。小林氏からは「恋愛下手?それじゃ科学は伝わらない ~何が人をその気にさせるのか~」として、科学を人に伝える際に重要な “興味深く” をキーワードに、人の心を動かす技術についてお話しいただきました。その後行われたポスターセッションは春の講演に引き続き現地で行われ、学生・研究者が集まり、様々な分野の学生や教員同士がポスターの前で議論を交わしました。厳正な審査の結果、最優秀賞1名および優秀賞8名を下記の通り決定いたしました。
29日は本所教員6名による一般公演が行われ、各研究室・センターの最新の動向や成果を報告しました。各講演後は多くの質疑が飛び交い、充実した講演会の締めくくりとなりました。
最優秀ポスター賞
金属組織制御学研究部門
粂田 晴陽
優秀ポスター賞
錯体物性化学研究部門
伊藤 千紗
低温物質科学実験室
佐久間 翔梧
非平衡物質工学研究部門
仲田 玲
金属組織制御学研究部門
多田 陸人
水素機能材料工学研究部門
安達 淳
構造制御機能材料学研究部門
Ye Xiatong
金属組織制御学研究部門
梅田 岳昌
低温物理学研究部門
野口 駿
講演会の様子











