第142回金研講演会|過去の金研講演会|東北大学金属材料研究所講演会

　令和4年5月24日(火)、第142回金属材料研究所講演会をハイブリッド形式(Zoom)で開催いたしました。

　午前中のセッションは本所教員3名による一般講演が行われ、各研究分野の最新の動向や課題を報告しました。
　午後は特別講演として、岡部　徹氏（東京大学　生産技術研究所　所長、教授）と北川　進氏（京都大学高等研究院　物質―細胞統合システム拠点　拠点長、特別教授）をお招きし、ご講演いただきました。岡部氏からは「レアメタルの状況と問題点、ボトルネック」と題し、レアメタルの現状と課題についてご紹介いただきました。北川氏からは「規則性ナノ空間を自在につくり機能を生み出すサイエンス－多孔性配位高分子（PCP）／有機金属錯体（MOF）の過去・現在・未来－」として、革新的材料のサイエンス、有機物と無機物から組み上がるPCP（MOFとも呼称される）について、そして現代の課題（地球環境、エネルギー、医療、健康）への挑戦についてもご紹介いただきました。

　その後行われたポスターセッションは2年半ぶりに現地で行われ、学生・教員が集まり、様々な分野の学生や教員同士がポスターの前で議論を交わしました。厳正な審査の結果、最優秀賞1名および優秀賞6名を下記の通り決定いたしました。

ポスター賞

最優秀ポスター賞

結晶物理学研究部門

Mishra Shashank Shekhar

優秀ポスター賞

計算材料学センター

Vu Thi Ngoc Huyen

耐環境材科学研究部門

益田遥太

磁性材料学研究部門

Yin Weida