令和3年5月26日(水)、第140回金属材料研究所講演会をオンライン形式(Zoom)で開催いたしました。
午前中のセッションでは、初めに、出村雅彦氏(国立研究開発法人 物質・材料研究機構 統合型材料開発・情報基盤部門(MaDIS)部門長)による「データ時代の材料研究〜N I M Sの取り組みを例として〜」と題した特別講演をして頂きました。講演では、NIMSの取り組みの中から、データ駆動による材料研究の事例、材料データの再利用に向けたデータ中核拠点の構想についてご紹介いただきました。次に、本所教員2名による一般講演が行われ、各研究分野の最新の動向や課題が報告されました。セッション全体を通じて、ウェビナーのチャット機能を活用した闊達な質疑応答がなされました。
午後は、ポスタープレビューと、ブレイクアウトルーム機能を用いたポスターセッションを行い、様々な研究分野を専門とする学生や教員同士が議論を交わしました。全てのポスター発表が教員により厳正に審査され、最優秀賞1名、および優秀賞4名を下記の通り決定いたしました。
ポスター賞
最優秀ポスター賞
原子力材料工学研究部門
陣場 優貴
優秀ポスター賞
量子機能物性学研究部門
新居 陽一
低温物理学研究部門
塩貝 純一
附属新素材共同研究開発センター
阿部 泰寛
構造制御機能材料学研究部門
卞 篠
講演会の様子

所長挨拶:所長 古原 忠

特別講演:出村雅彦 氏

一般講演:准教授 岡本範彦

一般講演:准教授 近藤創介

左)最優秀ポスター賞受賞 陣場優貴(博士1年)
右)所長 古原 忠
右)所長 古原 忠

ポスター賞表彰式 ポスター賞受賞者