平成30年5月23(水)、第135回金属材料研究所講演会を開催いたしました。
午前中のセッションは本所教員3名による一般講演が行われ、各研究分野の最新の動向や課題を報告しました。
午後は特別講演として、安井公治氏(三菱電機株式会社 FAシステム事業本部 産業メカトロニクス事業部 技師長)と波多野睦子氏(東京工業大学 工学院 電気電子系 教授)をお招きし、ご講演いただきました。安井氏からは「IoT/AIが起動した新産業革命が実現する未来のものづくりと金属積層造形」と題し、金属積層造形に関する世界の一連の動きを振り返るとともに、未来のものづくりの姿に向けて進められている様々な活動をご紹介いただきました。波多野氏からは「ダイヤモンドの魅力 -宝石、そして次世代パワーデバイス・量子センサの可能性-」として、ダイヤモンドの優れた物性を活かしたパワーデバイスや量子センサの将来展望や技術的課題についてご紹介いただきました。
その後行われたポスターセッションは73演題が集まり、様々な分野の学生や教員同士がポスターの前で議論を交わしました。厳正な審査の結果、最優秀賞1名および優秀賞4名を下記の通り決定いたしました。
ポスター賞
最優秀ポスター賞
強磁場超伝導材料研究センター
大月 保直
優秀ポスター賞
加工プロセス工学研究部門
青柳 健大
結晶材料化学研究部門
新家 寛正
加工プロセス工学研究部門
千代田 健佑
ランダム構造物質学研究部門
北原 大太朗