第132回金研講演会

日時

2016年11月24日(木) 13:20~19:30 11月25日(金) 10:00~15:40

場所

東北大学 金属材料研究所 2号館講堂 [MAP]

内容

講演会 概要ポスター (333KB)

講演会プログラム一覧 (253KB)

11月24日(木) 13:00~19:30

特別講演

13:30~14:30
材料科学分野を考える ―東北大金研への期待を込めて―

東京大学 名誉教授・高知工科大学 名誉教授 佐久間 健人 氏

東北大学は、材料科学研究の拠点として広く認知されている。しかし、大学間の競争は世界的に厳しさを増しており、材料科学分野も例外ではない。このような現状に触れたうえで、今後の大学および材料科学分野の在り方について私見を述べさせていただく。また、私自身のセラミックス研究の一端をご紹介する。

14:40~15:40
ちりも積もれば山となる。 鋼構造物を壊す金属疲労のミクロ損傷

JFEスチール株式会社 スチール研究所 主任研究員 田川 哲哉 氏

橋梁や発電設備などが突然壊れるとは誰も思っていません。当然だと思われるかもしれませんが、既存構造物の経年損傷、特に疲労損傷の実態は看過できないものもあります。疲労破壊は古くから認識されている現象ですが、本講では大型構造物を貫通する疲労き裂にまで成長する鉄鋼材料の疲労初期損傷を紹介します。

ポスターセッション

15:50~17:30

>第132回 金研講演会 ポスターセッションの受賞者はこちら

ポスター賞表彰式および懇親会

18:00~19:30

11月25日(金) 10:00~15:40

一般公演

10:00~10:50 教授 淡路 智
「超伝導材料技術と強磁場マグネット開発の展望 ―金研強磁場センターの可能性―」
10:50~11:20 准教授 梅津 理恵
「機能性ホイスラー合金の磁気特性と電子状態」
11:20~11:50 准教授 奥部 真樹
「X線共鳴磁気散乱法 ―磁性電子状態の理解を目指す―」
13:20~13:50 准教授 森戸 春彦
「ナトリウムを用いた材料作製プロセスの開発」
13:50~14:40 教授 秋山 英二
「高強度鋼の水素脆化挙動とその評価」
14:40~15:30 教授 正橋 直哉
「環境浄化ならびに骨伝導性に優れたTiO2の研究」


教授
淡路 智


准教授
梅津 理恵


准教授
奥部 真樹


准教授
森戸 春彦


教授
秋山 英二


教授
正橋 直哉