第128回金研講演会

日時

2014年11月27日(木) 13:20~19:30 11月28日(金) 10:00~15:40

場所

東北大学金属材料研究所 2号館講堂・会議室 [MAP]

内容

金属材料研究所 第128回講演会 概要ポスター (933KB)

11月27日(木) 13:20~19:30

特別講演

13:30~14:30
日本の産業競争力強化とオープンイノベーション ~産学連携の課題~

昭和電工株式会社 技術顧問 塚本 建次 氏

科学技術イノベーション総合戦略2014で共通基盤技術として位置づけられているナノテクノロジー・材料に関する俯瞰 を概説する。また、重要課題として位置づけられている産学連携オープンイノベーションに関する学術、産業双方の課題 を提示し、その解決策の私案を示したい。大学発イノベーション実現の一助となれば幸いである。

14:40~15:40
高温超電導の研究と鉄道への応用 ~超電導き電ケーブルの開発~

鉄道総合技術研究所 研究開発推進室担当部長 (超電導応用研究室長兼) 富田 優 氏

超電導はその良さを誤解なく認識され、社会の側から迎えられるようにならなければならない。これまで広い範囲の高温超電導の研究に携わる一方で、鉄道に必要な技術課題について模索してきた。講演では、回生効率の向上、電力損失の低減、変電所間の負荷平準化や電圧降下の低減による変電所の集約化、電圧補償や電食の抑制などの課題を取り上げ、その改善策として期待される鉄道用超電導き電ケーブルの開発について紹介する。

ポスターセッション

15:50~17:30

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ポスター賞表彰式および懇親会

18:00~19:30

11月28日(金) 10:00~15:40

特別セッション:材料科学を先導する共同利用・共同研究に向けて

10:00~10:30 兵庫県立大学大学院工学研究科 山崎 徹 教授
「高強度ナノ結晶- アモルファス複合合金の開発とその応用」
10:30~11:00 大阪府立大学大学院理学系研究科 細越 裕子 教授
「強磁場を用いた有機磁性体の物性研究」
11:00~11:30 名城大学大学院理工学研究科 土屋 文 准教授
「材料中の水素挙動におけるその場測定と金研共同利用」
11:30~12:00 東北学院大学工学部 嶋 敏之 教授
「薄膜プロセスによる新材料開発と金研共同利用」


教授
山崎 徹


教授
細越 裕子


准教授
土屋 文


教授
嶋 敏之

一般公演:環境・エネルギー材料分野の新たな展開

13:30~14:00 藤原 航三 准教授
「太陽電池用Si多結晶インゴットの成長技術開発 
  ーエネルギー変換効率30%を目指してー」
14:00 〜14:30 内田 健一 准教授
「スピンゼーベック効果のデバイス応用への展望」 
・14:30 〜15:00 宇根本 篤 講師
「錯体水素化物固体電解質を利用した次世代型全固体蓄電池の開発」 


准教授
藤原 航三


准教授
内田 健一


講師
宇根本 篤

所長講演

15:00 〜15:30 高梨 弘毅 所長
「金研創立百周年と将来ビジョン」



終了後:研友会東北支部 講演会

15:40〜16:00 電磁材料研究所理事長、東北大学名誉教授、研友会顧問 増本 健 氏
「本多先生と金研の伝統 」