代表的な研究成果 

創立から今日までの金研の代表的な研究成果をご紹介いたします。

2011

吉川Ce:GAGGシンチレータ結晶材料の開発

放射線を光に変換できる結晶材料。放射線検出器として、がんの診断に使用されるPET装置や、石油や鉱物などの資源探査にも使用されている。

2010

牧野超低損失・高磁束密度ナノ結晶軟磁性材料の開発

モーターや変圧器の効率を低下させる性質(鉄損)が非常に小さい材料。電気モーターの効率化や電力送電ロスの低減、電子機器の小型化が期待されている。

2008

齊藤・前川スピンゼーベック効果の発見

2007

折茂リチウム超イオン伝導水素化物の開発

2006

藤原・中嶋太陽電池用高品質シリコンバルク多結晶の成長技術の開発

2005

無冷媒超伝導マグネットの世界最高磁場18.1テスラ発生

2001

河村・井上超高強度マグネシウム合金の開発

1998

福田光機能素子用大型単結晶の開発

1995

藤森・三谷グラニュラー物質の室温巨大TMRの発見

1995

井上バルク金属ガラスの合金設計指針の提唱

1992

渡邉無冷媒型超伝導マグネットの開発

1992

井上・増本健貴金属を含まないバルク金属ガラスの開発

1986

武藤・中川健ハイブリッドマグネットで31.1テスラ発生

1985

平井傾斜機能材料の開発

1978

和泉・青木Ni3Al金属間化合物の延性化に成功

1976

矢島炭化ケイ素(SiC)繊維の発明

高い耐熱性、軽量、高強度のセラミックス繊維。飛行機の軽量化に大きく貢献するため、最新エンジンに導入され始めている注目の材料。

1975

増本健単ロール式溶融体急冷法の開発

1974

橋本・増本健アモルファス耐食合金の発明

1973

藤森・増本健アモルファス磁性合金の発明

オーディオヘッドや電柱の変圧器に使用される軟磁性※材料。高強度、さびにくい性質が特徴。※軟磁性…外部の磁界によって磁石になりやすい性質のこと

1959

竹内高純度樹枝状金属チタン作製法の開発

高純度のチタンを得るため「気相還元法」により製作された樹枝状のチタン結晶。四塩化チタン(TiCl4)とマグネシウム(Mg)を気体状態で反応させるこの技術は、当時課題であった高純度チタンの量産化を目指して研究が進められた。工業化には至らなかったが、国立科学博物館の重要科学技術史資料(未来技術遺産)に登録された。

1955

本間センダイトプロセスの発明

1940

増本量コエリンバーの発明

高精度なばね材料として、腕時計用のゼンマイに使用される合金。温度による伸び縮みが非常に小さいので正確に時間を刻める。日本の機械式腕時計が世界的に正確なのは、コリエンバー発明の功績。

1933

本多・増本量・白川新KS磁石鋼の発明

KS鋼の4倍近い保磁力を有する磁石。現在広く使われている磁石の一つ、アルニコ(Al-Ni-Co)の原型となった。

1932

増本量・山本センダストの発明

通信機器などの変圧器などに使用される磁心(コア)材料。戦前の無線機などの高性能化に貢献し、現在でもスマートフォンなどに使用されている。非常に硬くもろいため、粉状のものを圧縮して成形する。「センダイ」で作られた「ダスト」が名前の由来。

1926

茅・本多結晶磁気異方性の実証

1916

本多・高木KS磁石鋼の発明

日本で初めて作られた当時世界最強の永久磁石。金研初代所長本多光太郎が発明。名前は研究費を寄付した住友(=S)吉左右衛門(=K)に由来。

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研究活動