研究不正の防止

 金属材料研究所のすべての構成員は、人類が共有する知を創造し、社会の進歩と発展に貢献する責任ある研究を誠実に行うとともに、その責務として公正な研究活動のための東北大学行動規範を遵守して、研究活動を遂行します。このため、金属材料研究所は、公正な研究活動推進に関する内規・実施要領を制定し、公正な研究活動の啓発と研究不正防止のために以下の取り組みを実施しています。
 
  • 教員、研究者および学生、事務および技術職員を対象者として、定められた研究倫理教育の受講、教材の通読、確認書の提出を義務付けています。
  • 研究データ等に関して、管理責任者および管理担当者を定め、実施要領に従って作成・保存・管理を適切に行っています。
  • 共同研究については、各研究者が個々の役割・責任を認識し、公平・効果的な協力関係を築き、研究の進め方、成果公表の仕方などについてあらかじめ同意を得たうえで研究を実施しています。
  • 研究成果の発表では、責任著者はガイドライン等に従った適切な論文作成を行い、共著者の貢献・役割を明確にした成果発表を行います。本所構成員が責任著者の場合は、「研究成果発表確認シート」の作成・提出により、発表内容が公正な研究に基づくことを確認します。
  • 本所に所属する学生・若手研究者の公正で自立した研究活動の遂行を支援するために、学生・教職員相談支援室を設置しています。支援室では、学生・若手研究者からの教育研究相談を受けて、室員が相談者とともに解決に向けた支援を行っています。
 
 

研究活動