安全保障輸出管理

 安全保障輸出管理は、軍事転用可能な高度な貨物や技術が、大量破壊兵器を開発している国 などに渡らないよう、これらの国への輸出について、先進国を中心とした国々で協調して防止するための取組です。大学においては、研究成果や研究資機材が大量破壊兵器の開発等に利用されないように「貨物の輸出」や「技術の提供」について管理することで、自由な教育・研究環境を保障し、グローバルな研究活動を支えることにつながります。

 東北大学では、2010年3月に安全保障輸出管理体制が発足して以降、国際的な平和及び安全の維持を目的とした外国為替及び外国貿易法(以下「外為法」)を遵守するとともに、大学の国際化や研究環境の変化等、本学の実情に即した輸出管理の制度構築および運用について、様々な取り組みを行っています。

 金属材料研究所では、部局管理責任者(所長)のもと安全保障輸出管理アドバイザー、安全保障輸出管理担当者による適正な運用管理と教職員の理解・協力により、国際共同研究に伴う研究用試料・データの海外送付や海外からの留学生・研究者受け入れ等について法令・学内規程を遵守して適正な実施に努めています。

 

研究活動