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この度、株式会社トーキンからセンダスト応用製品「ノイズ抑制シート バスタレイド®」および「テレフォンカード」が寄贈されました。
センダストは1932年に金研の増本量博士によって発明された軟磁性材料です。「センダイ」で作られた「ダスト」が名前の由来で、東北大学初の商標登録材料でもあります。
開発当初は電子機器の部品であるトランスやインダクタのコア材として利用され、戦前の無線機などの高性能化に貢献しました。その後、1960-70年代にはカセットテープなどの磁気記録媒体を読み取る磁気ヘッド、1980-90年代にはテレフォンカードに応用され、現在は電子機器から発生する高周波ノイズを抑制するノイズ抑制シートとして多くの電子機器に使用されています。
本寄贈品は、本多記念館の資料展示室でご覧いただけます。展示室の詳細や公開時間については本多記念館紹介ページよりご確認ください。
寄贈されたバスタレイド®とテレフォンカード