2016年5月21日(土)、東北大学金属材料研究所創立百周年記念式典・記念講演会・記念祝賀交流会をウエスティンホテル仙台にて行いました。式典には行政機関、大学・研究機関および民間企業等から約340名の関係者が出席し、盛大に執り行われました。
式典は、高梨弘毅所長の式辞により幕を開け、里見進東北大学総長の挨拶の後、文部科学省研究振興局長の小松弥生氏、物質・材料研究機構名誉顧問の岸輝雄氏、東京大学物性研究所長の瀧川仁氏 から祝辞を頂戴しました。 百周年記念事業委員会の今野豊彦委員長より百周年記念事業経過報告が行われ、改装された講堂や国際ワークショップの取り組み等について紹介がなされました。
記念講演会では、2007年ノーベル物理学賞を受賞され、金研とも交流の深いPeter GRÜNBERG氏と、世界最強のネオジム磁石を発明した金研OBの佐川眞人氏のお二方からご講演頂きました。
記念祝賀会では、宮城県知事の代読として経済商工観光部長の吉田祐幸様、仙台市長の代読として経済局長石川浩史様から祝辞を頂戴しました。 特別顕彰では、新日鐵住金株式会社様、JFEホールディングス株式会社様、株式会社東芝様に感謝状と記念品をお送りいたしました。祝賀会の最後には、日比啓子氏によるミニコンサートと、新日鐵住金株式会社副社長の藤野伸司氏、NECトーキン株式会社代表取締役社長の小山茂典氏、東北大学原子分子材料科学高等研究機構長小谷元子氏よりスピーチを頂き、盛会のうちに幕となりました。