採用情報

【特任准教授(運営)または特任助教(運営)】プロジェクト・コーディネータ(新知創造学際ハブ)(2026/1/5締切)

2025/11/25

   
公募人員
特任准教授(運営)または特任助教(運営) 1名
所属
新知創造学際領域形成推進室
募集の背景、
事業の説明

金属材料研究所(以下「金研」という。)では、文理融合をテーマとする「人文科学と材料科学が紡ぐ新知創造学際領域の形成(新知創造学際ハブ)」事業*を実施しております。文化財学、考古学などの人文科学と最先端の分析・解析技術を有する材料科学が有機的に連携することで、両科学が融合した学際領域の構築を図ります。そのために金研がハブとなり、人文系の研究機関・研究者と新たなコミュニティ形成を進めています。また、多様なステークホルダーとともに、学際領域における次世代人材の育成を行います。

*文部科学省の平成5年度 共同利用・共同研究システム形成事業「学際領域展開ハブ形成プログラム」に採択された事業です。金研は材料科学の国際共同利用・共同研究拠点であり、この事業で人文科学系の7つの大学研究所・研究センター・博物館等と協働しています。詳しくは、新知創造学際ハブウェブサイトを参照ください。

職務内容 

新知創造学際ハブ事業は、これまでにない文理融合の新しい学際領域を切り拓くことを目指すプロジェクトです。プロジェクト・コーディネータは、その中核として事業全体の推進力となり、研究者・機関・社会をつなぎながら、新たな学問的価値の創出を支える重要なポジションです。新知創造学際領域形成推進室(推進室)の一員として、他の室員と協力しながら以下の業務に携わっていただきます。

・事業全体の企画立案・進行管理

事業計画の策定、進捗管理、補助金交付申請や評価対応など、推進室の室長とともに事業運営の中心的役割を担います。

・文理融合を促す施策の構想・ファシリテーション

人文科学と材料科学をつなぐ新しい研究テーマや連携の場を創出し、分野を超えた対話や協働を促進します。

・参画機関との連携強化とネットワーク形成

国内外の参画研究機関との情報共有・連絡調整を行い、研究者同士の協働をスムーズに進めるための仕組みづくりを担います。

・共同利用・共同研究の推進と成果創出支援

研究活動の支援、研究成果の可視化・共有を進め、事業の成果が社会へ還元される仕組みを整備します。

・事業成果の集約・発信

推進室の広報担当と協力し、成果報告書の作成や情報発信を通じて、学内外への広報や社会的インパクトの発信をリードします。

 

本ポストは、事業全体の舵取りを担う“コーディネータ”として、研究者や関係機関、行政など多様な立場の人々と協働しながら、学際研究の未来を形にしていく非常にやりがいのある役割です。研究マネジメントや学際連携に関心を持ち、新しい知の創造に貢献したい方のご応募をお待ちしています。

応募資格 新しい学際領域の形成に興味を持ち、文理融合についてご自身のアイデアをもとに支援室の室員と協力してプロジェクトのコーディネートを積極的に進めて頂ける、修士号を有する方、または、それと同等の知識及び経験を有する方。
着任時期

採用決定後できるだけ早い時期

勤務形態
常勤 任期あり:任期3年(ただし任用更新の可能性あり。)
※採用日から6ヶ月間は試用期間とする。
待遇
東北大学の規程による
公募締切
2026年1月5日(月) 必着
提出書類

(1)履歴書(写真添付) 1部
(2)これまでの職務内容とプロジェクト・コーディネータ業務への抱負(A4判2枚程度)

書類送付先
〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1
 東北大学金属材料研究所 
 特任教授(運営) 佐藤敬浩 宛

※応募書類の封筒表面に「プロジェクト・コーディネータ応募書類在中」と朱書きし、書留で郵送してください。
※応募書類の返却は致しませんのでご了承ください。

問い合わせ先

金属材料研究所 特任教授(運営) 佐藤敬浩
TEL: 022-215-2716
E-mail:takahiro.sato.b4_at_tohoku.ac.jp(_at_を@に変えてください)
URL: https://ikh.imr.tohoku.ac.jp/

その他
  • 東北大学は多様性、公正性、包摂性(Diversity, Equity & Inclusion : DEI)を向上させる活動を推進しており、多様な人材の積極的な応募を歓迎します。東北大学DEI 推進宣言WEBページ
  • 雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律第8 条に基づき女性教員の在籍率を改善するための措置として、公正な評価に基づき職務に必要とされている能力が同等と認められる場合は、女性を優先的に採用します。
  • 学生および教職員が学業・研究・職務の遂行において、多様な性を尊重する環境を実現することを目的として、その方針と具体的な対応の内容を示した「東北大学-みんなが主役-多様な性に関するガイドライン」を制定しています。
  • 東北大学には全学教職員が利用できる川内けやき保育園定員(定員22 名)及び青葉山みどり保育園 (定員116名)の他、大学病院所属の職員等が利用できる星の子保育園(定員120 名)があり、全国の国立大学の事業所内保育施設として最大規模の保育環境が整っています。また、大学病院内に軽症病児・病後児保育室もあり、全学教職員が利用できます。
  • その他、男性教職員の育児休業等促進策を含めた本学の両立支援、研究支援等の詳細及び共同参画の取組については、下記ウェブサイトをご覧ください。