材料分析研究コアは元素分析室、分析電顕室、ARIM事業班から構成され、無機材料の受託元素分析と、透過電子顕微鏡に関わる技術支援を行っています。併せて、試料となる材料に対し、より信頼性の高いデータを得るための分析技術開発にも努めています。元素分析室における、主成分~微量成分元素定量(または定性・半定量)には、ICP発光法やICP質量分析法、フレーム/黒鉛炉原子吸光法、マイクロ波誘導プラズマ発光法、吸光光度法、重量法、滴定法、ガス分析装置によるCS/ON/H分析、蛍光X線分析法、イオンクロマトグラフィーを用いています。分析電顕室では、透過型電子顕微鏡を用いた、構造・機能材料並びに微小デバイスのナノ/メゾスケールにおける組織観察、結晶構造解析並びに化学組成分析が可能です。また、ARIM事業班は文科省マテリアル先端リサーチインフラ事業の受託組織として学内外の研究者への支援を行っています。
研究支援組織
材料分析研究コア
コア長・教授(兼)秋山 英二
- 助手 中山 健一
- 助手 長迫 実
材料分析による研究支援
化学的評価、受託元素分析、TEM解析、TEM試料作製