強磁場超伝導材料研究センターは、磁性体、超伝導体をはじめとした革新的な物質・材料の研究の拠点として活動しています。その中心的な設備として、世界的にも5カ所にしかないハイブリッド磁石とユニークな無冷媒超伝導磁石群および超伝導磁石群、強磁場環境下で物質・材料研究を行うための様々な実験装置を備え、内外のユーザーの共同利用に供しています。本センターは1981年に、核融合炉のための超伝導材料研究の拠点として設置されて以来、定常強磁場を利用した材料研究を推進し、現在は強磁場コラボラトリーの定常強磁場拠点として活動しています。研究としては、磁性体、超伝導体、半導体、合金等の振る舞いや特性を強磁場を用いて研究し、革新的な材料を開発するとともにその背後にある機構を解き明かす事を目指しています。さらには、長時間安定的に維持出来る超電導磁石の特性を生かして、材料のプロセスや結晶の成長などの分野にも取り組んでいます。
附属研究施設・共同研究センター
附属強磁場超伝導材料研究センター
センター長・教授淡路 智
- 教授(兼) 野尻 浩之
- 教授(兼) 佐々木 孝彦
- 准教授 木村 尚次郎
- 准教授 土屋 雄司
- 准教授(兼) 野島 勉
- 助教 高橋 弘紀
- 助教(兼) 中村 慎太郎
- 助教(兼) 赤木 暢
- 助教(兼) 古川 哲也
強磁場から生まれる新しい物質・材料の形を求めて
強磁場、超伝導、磁石技術、磁性、輸送特性