第137回金研講演会

日時・場所

5月29日(水) 10:00~19:30  東北大学 金属材料研究所 2号館講堂 [MAP]

内容

講演会 概要ポスター [PDFファイル:403KB]

午前 10:00~12:10

所長挨拶

 10:00~10:10 所長 高梨 弘毅

一般講演

10:10~10:50 教授 小野瀬 佳文
「マグノン、フォノンにおける相対論効果」
10:50~11:30 准教授 本多 史憲
「f電子系化合物の新奇物性探索 -純良結晶育成と圧力による物性制御」
11:30~12:10 准教授 岡田 純平
「Si融体の物性  -Si融体を極限まで過冷させると何が生じるか?」


教授
小野瀬 佳文


准教授
本多 史憲


准教授
岡田 純平

午後 13:30~19:30

特別講演

13:30~14:30
CPSおよび大容量ストレージへの期待 -SDGs、Society 5.0早期実現に向けて-

株式会社日立製作所 研究開発グループ 技術戦略室 チーフアーキテクト・技術顧問 城石 芳博 氏

経済発展と社会課題解決の両立をめざすSDGsやSociety 5.0の実現に向けた活動が活発になっている。その中心的な役割を果たすと期待されているのが、センサーで収集した膨大なデータからAIなどにより新たな価値を創生、実社会にフィードバックする仕組みCPS(Cyber Physical System)である。価値はデータに潜んでおり、大容量ストレージの果たすべき役割は大きい。本講演では、技術動向含め、これらの取り組みについて紹介する。

14:40~15:40
はやぶさ2サンプルリターンミッション

東北大学 大学院理学研究科 地学専攻 教授 中村 智樹 氏

小惑星探査機はやぶさ2は2018年6月27日にC型小惑星リュウグウに到着し、リモートセンシングによる地形観 測、分光観測を行った。また、分離機器ミネルバ、マスコットの小惑星表面への着地に成功し、地表の近接観測を 行った。2019年2月22日には探査機本体の小惑星表面への着地に成功し、小惑星表層物質の回収に成功した可能性が高い。これらの9か月に及ぶはやぶさ2の科学成果を最大限紹介したい。

ポスターセッション

15:50~17:30

ポスター賞表彰式および懇親会

18:00~19:30