研究部共同利用委員会 委員長 中嶋一雄
平成１７年度の研究部共同研究報告をお届けいたします。国立大学の独立法人化により今までに経験のない組織・体制の構築が進められています。全国横断的な利用が行われていた共同利用研究施設の独立法人化による今後の形態はまだ明確にはなっていませんが、今後とも皆様のご支援をお願い申し上げます。
平成１７年度の研究部の共同研究では、国立大学法人７４件（２９大学）、公立大学７件（３大学）、私立大学７件（７大学）、独立行政法人等４件（３機関）、その他（高専等）１件、合計で９３件が採択・実施されました。
本報告は平成１７年度に行われたこれらの研究部共同研究報告書をまとめたもので、第１部に基盤研究報告を、第２部に萌芽研究報告を分野別に収録しました。
なお、ここに掲げました研究部共同研究とは別に量子エネルギー材料科学国際研究センター（６１件）、金属ガラス総合研究センター（９７件）および強磁場超伝導材料研究センター（８３件）において共同研究が行われております。それぞれの報告書がでておりますので、こちらにも目を通して頂きますと本所における共同研究および共同利用の全体像が明らかになることと存じます。