研究会・イベント

材料照射研究会「Irradiation 3.0に向けて」(1/9-10開催)

日時 2020年1月9日(木)- 10日(金)
場所 東北大学片平キャンパス 片平さくらホール
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/profile/campus/01/katahira/areae.html
対象 材料照射研究関係者
内容

プログラム(PDF:109 KB)

 この度、令和元年度「材料照射研究会」の参加者を募集いたします。久しぶりの東北大学開催ですので、皆様、奮ってご参加ください。大学の先生方におかれましては、学生の参加を薦めて頂きます様、お願い申し上げます。

開催趣旨

 わが国の原子炉を活用した照射研究は、本研究会開催世話人の私見によれば次のような段階を経ている。

  • Irradiation 1.0: 照射黎明期(原子力材料評価)
  • Irradiation 2.0: 高度制御照射(照射効果機構解明・安全性基礎研究・先進材料開発)

 金研大洗施設は、JMTRやJOYOを活用した高度制御照射を推進し、これまでに多くの照射材料に関する共同利用・共同研究の場を国内外に提供してきた。また、片平地区のアルファ放射体実験室についても、所内・学内利用を中心に一部の照射材を大洗施設より搬入し、仙台地区の研究者や学生の研究にも広く貢献してきている。

 一方で、世界的に原子炉照射場の不足が顕著となってきており、次世代原子力システムや核融合炉に求められる耐照射材料の研究開発において既に困難な状況が続いている。世界的には新興国を中心に原子炉プラントの新設を進める傾向もあり、軽水炉材料の安全性研究に関するニーズも多い。また、照射後試験についても、先進的なイメージング技術や、超微小試験技術にように、これまでは見えなかった、あるいは評価できなかったような照射後材料特性変化の機構を明らかにできる機運が高まっている。

 このような国際情勢において、わが国が目指すべき次世代の照射場のあり方とそれを用いた照射研究、すなわち「Irradiation 3.0」について、議論を進める必要がある。本ワークショップでは、国内を中心に照射材料研究に関する研究者を集めて最新の研究に関する情報交換を行うとともに、それぞれの材料開発や照射基礎研究に必要な照射場の未来に対する期待を取りまとめることを目的とする。

 また、本研究会では多くの学生に発表の機会を与えるため、ポスターセッションを取り入れ、優秀な学生にはポスター賞を授与します。大学の先生方におかれましては、学生の派遣をお願いいたします。

 

 

申し込み 参加希望者は、以下の様式の回答フォームを笠田(r-kasada_at_imr.tohoku.ac.jp)およびマップ秘書( arisa_mapp_at_imr.tohoku.ac.jp)まで送付してください。(_at_を@に変更)

------------------回答フォームここから-------------------
令和元年度「材料照射研究会」
・氏名:
・職位(学年):
・所属:
・メールアドレス:
・電話番号:
・住所:

1) 研究会:(出席、欠席)
2) 発表の形式:(口頭、ポスター、なし) ※ご希望に添えない場合がございます。
3) 発表題目(仮題可):(※次ページの開催趣旨と募集テーマをご一読下さい)
4) 懇親会(1月9日(木)夜):(出席、欠席)
5) 旅費:以下、該当するものを選択してください。
□ 不要   □ 要
-------------------回答フォームここまで-------------------
締切日 2019年12月13日(金)
参加費 無料(懇親会は会費制)
問い合わせ先 東北大学金属材料研究所
笠田竜太
r-kasada_at_imr.tohoku.ac.jp(_at_を@に変更してください)