研究会・イベント
強磁場コラボラトリにおける物性研究の現状と展望(11/26-28開催)
日時 | 2018年11月26日(月)-28日(水) |
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場所 | 26日・27日:東北大学金属材料研究所 2号館1階 講堂 http://www.imr.tohoku.ac.jp/ja/about/location.html 28日:片平北門会館エスパス http://www.tohoku.ac.jp/map/ja/?f=KH_A01 |
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内容 | 強磁場を利用した物性研究は、磁性、超伝導、半導体など多彩な領域にわたり、日本では物性研と阪大がパルス強磁場,東北大と物材機構が定常強磁場を共同利用施設として提供し、大きな成果をあげてきた。一方、世界の現状に目を向けると、パルス強磁場が世界一線の水準にある一方で,定常強磁場は、米国の国立強磁場研究所(NHMFL)の45Tの定常強磁場を筆頭に、フランス、オランダ、中国で、40T級の定常強磁場施設が整備されつつあり,施設面では、日本が立ち後れて来た。この中で、日本の4施設は全日本の強磁場施設として「強磁場コラボラトリ」形成を始動し,2012年には、日本学術会議のマスタープランと文科省のロードマップに採択され、金研ではこの計画の一環として高温超伝導を活用した25T無冷媒超伝導磁石を導入した。従来型の金属系超伝導材料による20Tの壁を破り、ハイブリッド磁石では不可能な長時間・高安定・超高品質な強磁場環境の提供が可能になったことで、強磁場センターの共同利用件数は20%増,海外ユーザーも急増している。さらには、今後の日本の定常強磁場の戦略として、30T無冷媒超伝導磁石の導入とハイブリッド磁石を置き換える40T級への開発が目指されている。一方で、強磁場コラボラトリ−は、従来の施設間連携から、共同利用の公募、受け入れの一体化の新しいステージに移行しようとしており、これを契機に、日本の強磁場研究の現状、施設の現状の認識を共有し、今後の日本の強磁場研究の戦略と展望を明らかにすることが求められている。
本研究会では、このような認識の下で、日本の主だった強磁場研究者を集めて,日本の強磁場および関連分野の研究について、報告と討論を通じて、認識を深め、将来への戦略を形成することを目的とする。その中で、金研においては、日本におけるただひとつの定常強磁場施設として、今後の方向を明確にして、強磁場コミュニティとの連携を深めることを目指す。
>>プログラム詳細
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参加費 | |
問い合わせ先 | 東北大学金属材料研究所 強磁場超伝導材料研究センター hflsm_at_imr.tohoku.ac.jp(_at_を@に変えてください) Tel: 022-215-2147 |