プレスリリース・研究成果

自己組織化単分子膜による有機トランジスタの機能向上

2004/04/30

   有機トランジスタは、有機半導体を用いた新しい機能性デバイスである。本研究では、自己組織化単分子膜(SAMs)による界面制御によって有機半導体のキャリヤ数が変化することを見出し、これによって有機トランジスタの動作特性が制御できることを示した。今回の成果はNature Materials Vol. 3 (2004) AOP版(4月4日付)、朝日新聞、日刊工業新聞、日経産業新聞など(4月5日付)に掲載された。
 
岩佐グループ (低温電子物性学研究部門)