プレスリリース・研究成果

二酸化チタンベースの強磁性体を用いた室温動作型の透明スピントロニクスデバイス材料の開発に成功

 超構造薄膜化学部門(川崎グループ)は、二酸化チタンベースの強磁性体を用いた室温動作型の透明スピントロニクスデバイス材料の開発に成功しました。コバルトをドープした二酸化チタン(CoドープTiO2)は、わずか数%のCoのドープで約600ケルビンのキュリー温度を持つ強磁性を示し、その薄膜はほぼ透明でガラス上にも作製できる半導体です。したがって、次世代デバイスの有力候補であるスピントロニクスデバイスへの利用が期待されます。本研究は新エネルギー・産業技術総合開発機構の産業技術研究助成の一環です。研究成果は、日経産業新聞(11月6日付)などでも紹介されました。

酸化物基板上に作製したCoドープTiO2薄膜の写真。

図: 酸化物基板上に作製したCoドープTiO2薄膜の写真。

川崎グループ(超構造薄膜化学研究部門、原子分子材料科学高等研究機構)