プレスリリース・研究成果

東工大など、層状コバルト酸化物の高イオン伝導度の原因を解明 -燃料電池などの性能向上へ威力-

 東京工業大学理工学研究科の八島正知教授ら及び英国インペリアル・カレッジ・ロンドンのキルナー ジョン教授らの研究グループは、層状コバルト酸化物の「プラセオジム・バリウム・コバルト酸化物(PrBaCo2O5+δ)」が高い酸化物イオン伝導度を持つ仕組みを解明しました。従来、陽イオンが不規則に配列した方が酸化物イオン伝導度は高いとされているにもかかわらず、規則配列している「PrBaCo2O5+δ」が高イオン伝導度を示していた謎を、結晶構造(原子配列)と核密度の空間分布を中性子回折などで詳細に解析して解き明かしました。
 当該研究には、日本原子力研究開発機構・東海研究開発センター・原子力科学研究所の研究用原子炉JRR-3に設置されている東北大学金属材料研究所の中性子回折装置HERMES(エルメス、装置責任者 大山研司准教授)が用いられています。

 
( 詳細は本学HP:http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press_20130625_01.pdf[PDF:1269KB])