プレスリリース・研究成果

電力損失の大幅削減可能なナノ結晶軟磁性材料の開発に成功

 東北大学「東北発素材技術先導プロジェクト」の超低損失磁心材料技術領域では、既存材料を凌駕する高飽和磁束密度や低鉄損等の優れた磁気特性を有するナノ結晶合金を新たに開発し、その製造技術に目処をつけました。

 詳細な材料組成検討により開発された軟磁性ナノ結晶合金は、厚さ約40μm、幅は最大120mmの薄帯形状に直接連続鋳造されます。このナノ結晶合金薄帯で作製される磁心(トランスやモータ等に用いられる鉄心)は超低損失特性を示し、電力伝送の大幅なロス削減や家電製品の消費電力低減に大きく貢献するものと期待されます。本軟磁性ナノ結晶合金薄帯は平成26年10月よりサンプル供給を開始する予定です 。


詳細(プレスリリース本文): http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press_20140624_01web.pdf [PDF:414KB]

 

※この成果は、2014年7月2日付の日経産業新聞、2014年7月11日付の科学新聞に掲載されました。