プレスリリース・研究成果

30テスラ超強磁場・軟X磁気円二色性測定により磁性誘電体が示す価数選択磁化を解明

 東北大学金属材料研究所磁気物理学部門の鳴海 康雄准教授、野尻 浩之教授の研究グループは、SPring-8/JASRI、岡山大学、東京大学と共同で、世界で唯一30テスラ以上の磁場発生が可能な超強磁場軟X線分光装置を用いて、電荷秩序型磁性誘電体LuFe2O4に関する価数選択磁化測定を SPring-8のBL25SUにおいて行いました。その結果、鉄の2価と3価それぞれの価数が担う磁化が、電荷秩序および自発電気分極の生じる温度を境に反転することを見いだし、LuFe2O4においてスピンと電荷の結合による電気磁気相関が存在することを示しました。

 

 この成果は、米国科学誌「Physical Review B」誌に注目論文「Editors' Suggention」としてオンライン掲載されました。

 

詳細(PRB Webサイト)http://journals.aps.org/prb/abstract/10.1103/PhysRevB.91.014410