プレスリリース・研究成果

希土類系高温超伝導線材の結晶軸を揃えて発現機構にせまる!-超伝導転移温度が最大となる最適結晶構造を予測-

 国立大学法人東北大学金属材料研究所 強磁場超伝導材料研究センターの淡路智准教授、鈴木匠博士(現・九州大助教)、渡辺和雄教授らのグループは、現在実用研究が精力的に行われている希土類系高温超伝導薄膜線材(REBa2Cu3Oy線材、REは希土類元素及びイットリウム)の2軸配向組織を、結晶軸を揃えた3軸配向組織とすることで、超伝導転移温度に対する各結晶軸変形の効果を広い範囲で測定することに成功しました。その結果、ab面が室温で0.385nm近傍の大きさを持つ正方格子の時に、超伝導転移温度が最大となることを示すことができました。

 これらの結果は、複雑な高温超伝導の発現機構に迫る重要な結果として、2015年6月11日(木)付のScientific Reportsに掲載されました。

 

詳細(プレスリリース本文)http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press_20150624_03web.pdf  [PDF:520KB]