プレスリリース・研究成果

非磁性体(銀)に巨大な磁気を持たせることに成功  -超高感度磁気センサーや大容量不揮発性メモリーの開発に道筋-

 国立大学法人東北大学金属材料研究所は、独立行政法人理化学研究所、国立大学法人東京大学物性研究所、独立行政法人日本原子力研究開発機構と共同で、酸化マグネシウム層を磁石である強磁性体と非磁性体(銀)で挟んだ接合を持つ磁気蓄積素子を作製し、効率よく磁気(スピン)を銀の中に注入・蓄積することに成功、従来の100倍以上という世界最高性能の出力電圧(磁気蓄積量)を達成しました。これは、東北大学金属材料研究所の高橋三郎助教による、理研基幹研究所量子ナノ磁性研究チームの大谷義近チームリーダー(東京大学物性研究所教授)、福間康裕副チームリーダー、日本原子力研究開発機構先端基礎研究センターの前川禎通センター長との共同研究での成果です。  

 本研究成果は、英国の科学雑誌『Nature Materials』オンライン版(6月12日付け:日本時間6月13日)に掲載されました。

(詳細は本学HP: http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20110609_3.pdf