プレスリリース・研究成果

幾何学的フラストレーション系における磁気揺らぎ時間スケールの解明

 東北大学金属材料研究所の南部雄亮准教授のグループは、中性子散乱を用いて三角格子反強磁性体の空間的、時間的磁気相関を明らかにすることに成功しました。

 磁気長距離秩序の存在しないNiGa2S4では磁気揺らぎがMHz程度で停留する温度領域が存在します。今回、三軸分光器、後方散乱装置、スピンエコー分光器を用いた中性子散乱とミューオンスピン緩和、交流磁化率、非線形磁化率測定を組み合わせることで磁気揺動の時間スケールを定量的に解明しました。

 本成果は9月15日(火) 「Physical Review Letters」に掲載されました。

 

詳細: Physical Review Letters Webサイト [DOI: 10.1103/PhysRevLett.115.127202]

 

図:NiGa2S4の空間的(上)、時間的(下)磁気相関の温度依存性