プレスリリース・研究成果

室温で高速ナトリウムイオン伝導を示し電気化学的にも安定な水素化物の合成に世界で初めて成功-次世代の全固体ナトリウムイオン二次電池への応用に期待-

2012/05/17


国立大学法人東北大学金属材料研究所の松尾元彰講師、大学院生の黒本晋吾氏(現 東レ株式会社)、折茂慎一教授の研究グループは、同大学原子分子材料科学高等研究機構(現 同研究所博士研究員)の佐藤豊人博士、同大学大学院工学研究科の大口裕之特任助教および高村仁教授らと共同で、室温で高速ナトリウムイオン伝導を示し、電 気化学的にも安定な、新たな錯体水素化物の合成に成功しました。本研究成果は、ポスト・リチウムイオン電池の候補としての全固体ナトリウムイオン二次電池 に応用できるものと期待されます。

 (詳細は本学HP: http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20120515_02.pdf