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「スピン量子整流・スピンゼーベックアソシエーション」を設立

東北大学原子分子材料科学高等研究機構(WPI-AIMR)/金属材料研究所(IMR)の齊藤英治教授らは、スピン量子整流、特に次世代の熱電変換技術として期待されているスピンゼーベック効果(Spin Seebeck Effect)に関し、大学等公的研究機関と産業界で情報共有を行い、今後の技術開発の方向性について検討することを目的として、「スピン量子整流・スピンゼーベックアソシエーション」を設立しました。

2008年に齊藤研究室(当時:慶應義塾大学)で初めて観測されたスピンゼーベック効果は、磁性体の両端に温度差を付けるという簡便な方法で、磁気の流れ「スピン流」を作り出せることから、新しいエネルギー技術として注目されております。

この度の設立に際し、4月20日に初会合を東北大学東京分室で開催し、研究開発職の方を中心に大学等公的研究機関5機関、企業7社の参加がありました。 初会合では、内田健一准教授(金属材料研究所・齊藤研究室所属)よりスピンゼーベック効果の発見から最新の研究動向について報告があり、企業研究者と実用化に向けた課題や使用用途について活発な意見交換が行われました。

本アソシエーションでは、今後、定期的に会合を開催し、大学等公的研究機関からシーズを提供し、産業界のニーズを掘り起こし、産業応用可能な使用用途を見定め、プロトタイプの作製を通じて、新たな革新的デバイスの開発に貢献していきます。

 

 

スピンゼーベック効果の模式図
スピンゼーベック効果の模式図

 

スピン量子整流・スピンゼーベックアソシエーションのウェブサイト

http://spincurrent.jp/sqr-sse/

詳細(WPI-AIMR):

http://www.wpi-aimr.tohoku.ac.jp/jp/news/information/2016/20160512_000636.html

 

 

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