先端・萌芽研究部門は、本所既存の研究部門・センターなどに対して機動的な研究領域の設定、柔軟な研究実施を目的とする組織として、2019年4月に新たに発足しました。本研究部門は現在6つの研究グループで構成され、それぞれが特徴的な研究実施システムを運用しています。
- 独立研究グループ:若手研究者が独立的・自立的に「萌芽」研究に挑戦し、新しい研究フロンティアの開拓を目指します。
- 連携研究グループ:卓越した研究成果をあげている国内外の研究者をクロスアポイント教員として招聘し、本所研究者と連携して先端研究を加速的に実施します。
- 客員グループ:国内大学・研究機関に所属する研究者を客員・委嘱教授または准教授として招聘し、本所の研究環境を効果的に生かした研究を実施します。特に、若手研究者も客員助教として採用し、人材循環の機会を創出します。
- 創発研究グループ:JST創発的研究支援事業に採択された研究者に対し、より独立性の高い環境を提供することで、新しい研究シーズの開拓を目指します。
- 共創研究グループ:東北大学産学連携機構の共創研究所を拠点として、ある特定企業との連携研究を推進していきます。
- 横断研究グループ:主に部門教授との連携で研究を推進する特定の若手准教授を支援します。