本共同研究講座は先進的・独自的・革新的を念頭に三つの研究課題を実施している。一つ目は、トポロジー最適化等のコンピューターシミュレーションに基づき、新しい機能を有したラティス構造材料やマルチマテリアルを設計すること。二つ目は、3D-CADで設計した任意形状の部材を金型や切削加工なしで製造可能な積層造形技術(通称3Dプリント技術と呼ばれる)を用いることで、設計した新規材料を製造すること。三つ目は積層造形技術を用いた材料製造に関わる一連の加工プロセス手法を確立すること。これら3つの研究課題を推進することで、従来技術では作製不可能であった構造や機能を有する新規材料の加工手法を確立し、新規材料を創造します。
共同研究部門
東京エレクトロン3Dプリンティング共同研究部門

教授(兼)古原 忠
- 准教授(兼) 山中 謙太
- 助教(兼) 青柳 健大
積層造形による新規機能材料・構造材料の創造および加工プロセスの開発
積層造形、3D Print、トポロジー最適化

EBM装置模式図