材料物性研究部

結晶物理学研究部門

Kozo FUJIWARA

教授(兼)藤原 航三

  • 准教授 森戸 春彦
  • 助教 前田 健作
  • 助教 荘 履中

結晶成長物理が拓く人類社会の未来

 エネルギー・環境問題は全人類が真剣に向き合って解決策を見出さなければならない課題です。本部門では、エネルギー材料の高品質結晶成長技術の開発に取り組んでいます。

 液相からの結晶成長過程で生じる現象を基礎的に解明し、その学理に基づいた結晶成長技術の開発を行い、社会に役立つ結晶材料を創出します。

  1. その場観察法の開発:固液界面の直接観察技術を独自に開発しています。
  2. 融液成長メカニズムの解明:固液界面で生じる様々な現象を基礎的に解明しています。あらゆる材料を研究対象とし、融液成長の総合的な学理を構築します。
  3. 太陽電池用Si 多結晶インゴットの成長技術開発:実用太陽電池で最も重要な材料であるSi多結晶の高品質・高均質化を実現し、エネルギー・環境問題に貢献します。
  4. 新物質・新材料創製:金属フラックスを用いた独自の結晶成長プロセスにより、新機能や高性能を示す新しい結晶材料を創製します。
結晶成長、その場観察、固液界面、太陽電池
その場観察装置とSi 多結晶の固液界面不安定化の様子

その場観察装置とSi多結晶の固液界面不安定化の様子

太陽電池用インゴット成長装置とSi多結晶

太陽電池用インゴット成長装置とSi多結晶

Na フラックス法により作製したSi クラスレート

Naフラックス法により作製したSiクラスレート

金研とは