材料物性研究部

金属物性論研究部門

野村 悠祐

教授野村 悠祐

  • 准教授 村上 雄太
  • 助教 陳 曉邑
  • 助教 森 仁志

理論・計算科学による量子物性の理解と設計

 本部門は量子物性の理解と設計を目指す理論研究室です。

 物質中には、相互作用する電子という量子力学の世界が拡がっており、そこを舞台として様々な量子物性が発現します。その多彩な量子現象がどのような電子状態から発現するのかを、先進的な理論・数値手法を用いて研究しています。特に、理論的な取り扱いが難しい強相関(相互作用の強い)系に対して、機械学習などの新たなアプローチも取り入れることによって、世界最高レベルの質の解析を行っています。

 高度な数値解析の結果から本質を抽出することによって、物性の理解の深化と理論物理学における新たな概念の創出を目指します。また、物性予測のための指導原理を積み重ねることによって、理論主導の機能物質設計という物質科学の最前線にも挑みます。

物性理論、量子物性、機械学習、物質設計
物質中の相互作用する電子の振る舞いを最新鋭の理論・数値手法で解析することで、量子現象の理解と予測を目指します。

物質中の相互作用する電子の振る舞いを最新鋭の理論・数値手法で解析することで、量子現象の理解と予測を目指します。現存する物質の性質を予測するだけでなく、新たな機能物質の予言まで見据えて研究を行っています [右図:J. Phys.: Condens. Matter 28, 153001 (2016)より]。

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