研究部共同利用委員会 委員長 高梨弘毅
平成１８年度の研究部共同研究報告をお届けいたします。国立大学の独立法人化により今までに経験のない組織・体制の構築が進められています。法人化後も、全国横 断的に行われる共同利用研究の役割はますます重要になるものと思われます。今後とも皆様のご支援をお願い申し上げます。
平成１８年度の研究部の共同研究では、国立大学法人６８件（３２大学）、公立大学６件（４大学）、私立大学１ ０件（１０大学）、独立行政法人等６件（４機関）、その他（高専等）２件、合計で９２件が採択・実施されました。 本報 告は平成１８年度に行われたこれらの研究部共同研究報告書をまとめたもので、第１部に基盤研究報告、第２部に萌芽研究報告、第３部に研究 発表リストを分野別に収録しました。
なお、ここに掲げました研究部共同研究とは別に量子エネルギー材料科学国際研究センター（６０件）、金属ガラス総合研究センター （１０５件）および強磁場超伝導材料研究センター（８２件）において共同研究が行われております。それぞれの報告書がでておりますので、こちらにも目を通して頂きますと本所における共同研究および共同利用の全体像が明らかになることと存じます。